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2014年12月2日火曜日

Dust n' Bones 偽計のスラグ





こんにちは、ボーンズ88です。

宮崎県日向市に在住する主婦の黒木さんがネット上でその現状を訴えた

「日向製錬所 産業廃棄物問題」

それについて、単独のブログを立ち上げることにしました。

「Dust n' Bones  偽計のスラグ」


ネーミングの由来は意外と安易で、地元の方はフェロニッケルスラグを「ダスト」と呼んでいるらしいことと、僕の「ボーンズ」から、Guns n' Roses の "Dust n' Bones" という曲名を思い出し、それをそのままタイトルにしました。

これにともない、これまで自分のブログ「追憶の骨(bones)」で書いていた、「産業廃棄物と闘うひとりの主婦①~⑥」をこちらに移管しました。



「どうして、わざわざ別のブログにしたの…??」

第一の目的は、この問題に自分なりに関わってみようと思ったからです。

トップの画像を見てください。まさに大量のフェロニッケルスラグが山に埋められています。事業者と行政はこれを「土地造成」だと言っています。

黒木さんは「グリーンサンドはゴミだ」と言っています。

僕にもそう見えます。

これは「スラグのリサイクル」なのか?それとも「産廃の山間埋土」なのか?

不思議に思った僕は、この件いついて少しづつ調べてみることにしました。



スラグのリサイクル

調べ始めてわかった事は、これは金属精錬する際に大量に排出される、有毒性の高い「金属鉱さい」を、最近の技術によって無害化し、製品化して、生産コストを大幅に抑えようとする「大きな流れ」の一環にあるということです。

地方の一企業とその自治体だけで、こそこそやっている話ではありません。企業、業界、地方自治体、国、研究機関などが一体となって取り組んでいる事業なのです。

ところが、その実態はどうでしょうか。画像の場所は、人目に付きにくい山間部です。そこにスラグを埋土しています。これは「リサイクルの名を借りた産業廃棄物の不法投棄」ではないのか。そう思えてならないのです。



僕にできること

しかし、この問題は宮崎県日向市で起こっている事、東京近郊に住んでいる僕にできることは、そう多くはないかもしれません。

ただ僕は、自分なりに、この件について知りたいのです。

そして、理解できた事を少しづつでもいいから発信する。

そのためのブログにしようと思っています。



<おわり>